埃は洋服や布類の繊維片やフケ、ダニ、花粉、砂など身の回りにある小さなかけらです。
こういった埃がたくさんあるとアレルギーやぜんそく、アトピー性皮膚炎の原因となってしまいます。
チリや埃、ダニ、食べかす、花粉、タバコの煙粒子をまとめてハウスダストといいます。
冷暖房の空調や動くことで埃が舞い上がり、呼吸をすることで体内に侵入し、アレルギーの原因(アレルゲン)となります。
ハウスダストアレルギーは、チリダニと呼ばれる仲間(約140種類)の死骸、糞などが細かく崩壊したものに対するアレルギーだといわれています。
ダニは夏に増え、秋に死骸や糞が増えるため、秋が一番ハウスダストの量が多いという調査結果があります。
近年の家は気密性が高く、ハウスダストを完全に取り除くのは難しくなってきています。
更に気密性が高くなったことにより、ダニやカビが発生しやすく繁殖をしやすい環境になってきました。
アレルギーを防ぐためには埃を溜め込まず、こまめに掃除をするように心がけましょう。
カーペト、畳、布団はダニの温床です。
湿気がダニを繁殖させますので、風通しを良くして布団は天日干しをして乾燥させてダニが増えるのを防ぐようにしてください。
毎日のお掃除が埃、アレルギーを予防するカギとなります。