食のささやき 82 謹賀新年

☆ 御節料理(おせちりょうり)

中国から伝わり一年に5回ある節句の供え物をする五節句の

行事が日本でも奈良時代の朝廷内での節会として行われた

行事の一つのようで現在のような正月料理では無いようです。

 その内江戸時代になり現代のおせち料理の元になって

いったそうです。

日ごろ毎日忙しくしている主婦の方々を休ませようと

配慮から作り置きの日持ちのする料理をお重に詰めて

一重は口取り、二の重は焼き物、三の重は煮物、四の重は

酢のものを入れるとされています。

日本国内でも地方により北海道や東北の一部では、元旦では

なくて大晦日に食べる風習が残っているそうです。

 縁起物

 食材も『くわい』大きな芽が出ることから出世を祈願。

蓮根は、孔が空いている事から遠くが見えるように先が

見通せる。

 牛蒡は地中に根が張る事、里芋は小芋がたくさんつく

事から子宝を願って。

料理としては伊達巻は書物など巻物に似た形から知識が

増えることを願う縁起物で、海老の焼き物は海老の髭が

長く腰が曲がっている事からお年寄りにイメージされる

ので長寿を祈願しているそうです。鰤の焼き物も出生魚で

あることから出生を祈願したり鯛の焼き物はめでたいの

とそれぞれの語呂合わせだったりと縁起の良いイメージの

ものを合わせています。

 各地のお雑煮

お雑煮は大晦日に神様にお供えしたものを、元旦に神様と

一緒に頂くというものでお供え物は各地でとれる食材で

お雑煮は場所によりそれぞれの食材が入った特徴のある

お雑煮になります。

 うす塩味、白みそ味、醤油仕立てとまちまちです。

最近はお正月料理もあまり作らなくなりましたが、一年の

始まりですから縁起物を頂き一年をスタートするのも良い

ですねだんだんおせち料理も少なくなってきていますが

貴重な食習慣を大事にしたいと思います。

 

 

 

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