漂白剤は洋服の黄ばみやシミを落としたり、除菌や臭いを防ぐのに使用するものです。
家庭用の漂白剤には塩素系と酸素系があります。
【塩素系漂白剤】は漂白能力や殺菌力が高い分、生地も傷みやすく白いものにしか使用できません。
塩素系の漂白剤に酸性洗剤を混ぜると、有毒ガスを発生させてしまいますので注意して取り扱って下さい。
【酸素系漂白剤】は漂白力は劣りますが、生地への負担は低く色柄ものにも使用できます。
漂白剤は強い洗剤ですので、デリケートなものに使用してはいけません。
使用方法は、シミや汚れなどの部分的なものには汚れ部分に漂白剤を塗り、他の洗濯物と一緒に洗濯をします。
時間が経ってしまった汚れには漂白剤と洗剤を混ぜたお湯に浸け置きをしてから洗うと効果があります。
40度以上のお湯で漂白剤は効果が上がりますので、色柄ものは40度、白いものは60度のお湯で浸け置きするといいでしょう。
あまりに高温でやると生地を痛めてしまいますので、60度以上のお湯の使用は控えてください。
洗濯だけではなく殺菌効果がありますので、ふきんやまな板を浸け置きするための台所用洗剤にも使用されています。
浸け置きをしたあとは、細菌の繁殖を防ぐために十分に乾燥させましょう。