「家事代行を頼んでみたいけれど、やっぱり値段が気になる…」 「ホームページの料金表を見ても、最終的にいくらになるのかよく分からない」
初めて依頼する際、最もハードルになるのが**「費用」**の問題ではないでしょうか。 実は、家事代行の支払額は「基本料金」だけでなく、いくつかの「追加費用」の合計で決まります。
今回は、関東圏の相場を例に、料金の仕組みと費用の内訳について詳しく解説します。
家事代行サービスの料金は、基本的に「時間制」です。 1時間から対応している業者もありますが、移動効率や作業の質を確保するため、多くの業者が**「1回2時間以上から」**というルールを設けています。
一般的なプランを「スタッフ1名・2時間」で利用した場合の相場は以下の通りです。
1回(2時間): 5,000円 〜 8,000円 程度
料金設定は、利用頻度によって大きく2つに分かれます。
定期プラン(月4回など): 1時間あたりの単価が割安になる。
スポットプラン(単発利用): 必要な時だけ頼めるが、割高になる傾向がある。
継続的な利用を考えている場合は、定期プランを選ぶ方がコストパフォーマンスは良くなります。
「1時間〇〇円」という表示だけを見て決めてしまうと、請求額を見て「思ったより高い」と感じてしまうことがあります。 基本料金以外に発生する可能性がある、主な3つの費用を押さえておきましょう。
ほとんどの業者で、サービス料金とは別に交通費が必要です。
相場: 1回1名につき 900円 〜 1,000円 程度
一律料金の場合もあれば、実費請求の場合もあります。また、自宅が駅から遠い場合や、業者の対応エリア外の場合は、別途追加料金がかかることもあるため事前の確認が必要です。
ここは業者によって方針が大きく分かれるポイントです。
無料の業者: 手軽さを重視する業者に多い。
有料の業者: 富裕層向けや、スタッフの教育・質を重視する業者に多い。
初期費用を抑えたい場合は「入会金無料」のキャンペーンなどを活用するのも一つの手です。
利用する日時によっても料金が変わることがあります。
割増あり: 早朝・深夜、土日祝日は「+〇〇円」や「25%増し」となる。
割増なし: いつ頼んでも一律料金。
共働きで「土日しか頼めない」という方は、土日割増がない業者を選ぶとお得になる場合があります。
家事代行業者を選ぶ際は、パッと見の「1時間あたりの料金」だけでなく、以下の式でトータルコストを計算してみることが大切です。
支払い総額 = (時間単価 × 時間) + 交通費 + (入会金や割増料金)
ご自身のライフスタイルや予算に合わせ、無理なく続けられる業者を見つけてみてください。