ハーブのお話しです。
ローズマリーは今では、お花屋さんの店先にも鉢植えもあり、
花の色だけでもピンクや薄いブルーなど色だけでなくたくさん
の種類があります。
日本では気候の関係でまだ種類が少ないのですが、中には
、食用に向いているものやドライ、アロマオイル用に精油を取る
のに向いているものやハーブティー用に向いているなど目的に
よっても違うので用途によって使われています。
和名は、“マンネンロウ”と呼ばれ、ラテン語の「海のしずく」を
語源とする地中海を代表するハーブです。
記憶力を高めたり若返りの妙薬として知られています。
血行を促して代謝を活発にし、心身の活力を高めるのに効果的
で脳の動きを活発にして記憶力や集中力を高める作用もあると
言われています。
試験勉強や会議に必需品?!風邪や頭痛、消化不良にも役に立ち
、ヘアケアとしても使われます。
主な原産国はヨーロッパで地中海付近が多くシソ科の植物で14世紀、
リウマチに悩む72才のエリザベート王妃がこのハーブで見事に若返り
、隣の国のボーランド国王から求婚されたというエピソードが残ってい
てその時使用していたのが“ハンガリー水”として今に伝わっています。
強力な抗酸化作用と血液循環を良くしたりする働きがあります。
尖ったような葉っぱは、スッとした感じの癖のある香りがしますが
ハーブティーとしては、あまり癖がなくてスッキリとした味です。
肉料理に良く使われていて、肉の臭み消しや保存として使われ
主にイタリアンなどではたくさん出て来ます。
「チキンのローズマリー風味」などのメニュー感じありますよね。
パンやクッキーなどにも良く使われ爽やかな香りが楽しめます。
昔、ヨーロッパでは、今のように冷蔵庫などが無い時代は肉などの
臭み消しや保存するためにハーブなどを使っていました。
まさに賢人達の植物生活の知恵と工夫ですね。
ローズマリーの香り成分からも抗酸化物質がある事を知っていたのですね。