寒くなると食べたくなるものの代表と言えばやはり「鍋物」ではないでしょうか。日本では各地方で収穫出来る冬野菜や肪の乗った魚や豆腐、鶏肉などをたくさん使ったお鍋などがありますね。北から北海道では「石狩鍋」などカニ、鮭、ホタテ貝など北海道で捕れた新鮮な魚介類も贅沢に入れて、じゃがいも、玉ねぎやトウモロコシなど北海道で採れる野菜もふんだんにつかって味噌仕立てで食べる身体が温まる鍋があります。バターを隠し味に最後に入れたりしてこくのある味に仕上げたりもします。
秋田には「きりたんぽ鍋」に欠かせないごはんを串にさして囲炉裏で遠火でじっくり焼いたきりたんぽとささがきゴボウをたっぷりと入れて、肉質のしっかりとして旨味のある比内地鶏やセリなどをいれたお醤油味のだし汁の鍋でこれも香りが良くて身体の温まる鍋です。
他には「しょっつる鍋」なども有名ですね。
茨城には「軍鶏鍋」という肉質がしっかり身が締まっていて何時間も下茹でして柔らかくしてから鍋にして食べるのもあります。骨髄のコラーゲンがたっぷりで食べている途中で身体がどんどん温まって来て癖になる美味しさです。癖も臭みもなくたっぷりの野菜等とシンプルに好みでポン酢等で食べるとプリプリで美味しいですね。女性なら翌日朝起きたらきっとお肌がしっとり艶々しているのではないでしょうか?「鮟鱇鍋」見た目はグロテスクですが、鮟鱇が入った冬ならではのお鍋も有名です鮟鱇の肝もとても美味しいですね。
主に寒い地方の代表的な鍋でしたが、やはり寒い冬に身体を温める野菜や魚などを使った昔の人の経験から得た知恵なのですね!今は当たり前に食べている食材の組合せも偶然ではなく身近に採れる野菜や魚を中心に食べているのは寒い冬に風邪を引かずに身体を温める組合せだったのですね!暫くあったか鍋を堪能出来る季節ですね。たくさん冬野菜を食べましょうね。