食ささやき 115 日本のハーブ 山椒

スーッとした香りでピリッと辛い春から初夏にかけて

野山などで採れる山椒。柔らかい若芽は春の筍の煮物や

筍のあえ物、生魚のお刺身やお吸い物にと幅広く利用

されます。使用するときには軽くたたいて香りを充分に

出してから使いましょう!

☆生臭さを抑える効果!

最近では自生の物以外でも栽培されているものがたくさん

ありますね。

春先の木の芽は3月~5月位が旬です。

山椒の辛み成分は、サンショオールという成分で食欲増進、

基礎代謝をUPさせたり舌がしびれたりします。

他にも抗菌作用もあります。

☆醤油煮などで保存食に!

 山椒の木の芽を佃煮にしてもとても美味しくスーッと

した香りが刺激を出しお茶漬け、おにぎりの具、青魚の

煮物や昆布なども美味しく炊けます。

 山椒の辛みは胃腸に聞くのであのスーッとした香りが

効いています。

☆いまが実山椒の加工時です!

6月に入ると山椒に実がなり青山椒とも言われ、♂♀があり

実を付けるのは♀だけです。近くに♂が無いと実が付き

ません。

このころの実山椒は佃煮にしたり、緑のままで下ゆでして

から冷凍にして保存すればジャコと炊いたり、山椒の実を

使って佃煮など良くありますね。煮魚や昆布の佃煮に加

えると美味しいですよ!

秋には茶色になり中身の黒い実は粉山椒になります。

鰻には山椒がつきものです。暑い時期の土用の丑の日に

食べる鰻に振り掛ける粉山椒は鰻の脂っぽさに山椒で

消化を促進しようと働いてくれるのが山椒の力です。

日本に残る貴重なハーブの一つです。

 

 

お問い合わせ お問い合わせ
お問い合わせイメージ

お手伝いさん・家政婦・家事代行サービスを安心してご利用いただけますよう、質問や不明な点も丁寧にお答えいたします。

東京 / 埼玉 / 千葉 / 神奈川 / 愛知

  • ハウスサポーターについて
  • サービス内容について
  • サービス料金について
  • サービス開始までの流れ