家政婦・家事代行【用語集】(15)-クエン酸とは

クエン酸は、梅干し(1個に約0.35g)やレモン(1個に約4g)などの柑橘類に含まれている酸味の素です。

芋類のデンプンを発酵させて抽出されたクエン酸が、サプリメントや清涼飲料水に多用され、接種することで疲れにくいと言われています。
老化の元である体内で発生した活性酸素は動脈硬化や心筋梗塞の原因になりますが、クエン酸は活性酸素に効果的なミネラルの吸収を促進してくれるのです。
骨粗しょう症や高血圧の予防、血液サラサラの効果があるともいわれています。
健康的な人の体は弱アルカリ性ですが、疲労がたまると酸性に近づいていきます。
クエン酸は弱アルカリ性に体内を保つ効果があるといわれており、これらの病気によいとされています。
1日の接種目安は約2gです。
クエン酸は小分けに取るといいとされていますので、少しずつ接種して1日のトータルが2gになるようにしましょう。

クエン酸は、食品以外に掃除にも使用されます。
水あかや尿石などのアルカリ性の汚れを中和させる効果があります。
酸性の性質がカビの予防にもなりますので、クエン酸を水1カップ(200ml)に対し、小さじ2分の1で薄めたものをお風呂場やキッチン、使用後のタオルなどに吹きかけておくとカビの予防にもなります。
酸性なので手あれ防止に手袋をはめ、鉄や大理石に使用すると錆びてしまいますのでご注意ください。

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