弱酸性洗剤とは、酸性とアルカリ性の数値を表す基準となる【pH値】が酸性なら3.0未満、弱酸性なら3.0以上~6.0未満のものをいいます。
酸性洗剤はトイレの尿石や水あか、黒ずみや黄ばみを落とすのに効果的です。
酸には細菌やカビなどに必要な酵素を分解させる働きがあります。
酸性洗剤を使用するときは換気をよくして、アルカリ性の洗剤と混ぜ合わせると有毒ガスを発生させてしまいますので、混ぜないようにしてください。
(塩素系漂白剤も混ぜると塩素ガスを発生させてしまいます。)
直接手に触れると手が荒れてしまうおそれがありますので、使用する場合は必ずゴム手袋をはめて、作業を行うようにしてください。
掃除のときは、十分注意をして使うようにしましょう。
また酸性洗剤は鉄を錆びさせる作用があります。
金属製品や蛇口などの錆びてしまう恐れがあるものには使用してはいけません。
お風呂のタイル目地や大理石にもタイルを傷つけてしまうので、使用しないようにしてください。
使い方は、酸性洗剤にはスプレー等してすぐに擦り洗いしても効果がでません。
どうすればいいか??
効果的なのは、トイレットペーパーなどで湿布をしてしばらくおき、汚れを浮き上がらせてから擦り洗いをする方法です。
強力な分、取り扱いに注意が必要なのが酸性洗剤だといえます。