【材料】(4人分)
・じゃがいも…大きめのもの4~6個
・たまねぎ…中くらいのもの2玉
・にんじん…大きめのもの1~2本
・牛肉…300g
・しらたき…1パック
‐調味料‐
・砂糖…大さじ4
・料理酒…大さじ4
・みりん…大さじ4
・しょうゆ…大さじ4
※材料は目安です。多少量が違っても問題ありません。
スーパーには男爵とメークイン、2種類のじゃがいもが売られているのをご存知ですか?同じじゃがいもでも特徴が違うので、好みで選んでください。具体的な違いは以下の通りです。
【男爵】
・ごつごつした形
・丸い
・煮崩れしやすい
・ほくほくに仕上がる
【メークイン】
・つるつるしている
・細長い
・煮崩れしにくい
・皮がむきやすい
上手く作る自信がない人はまずメークインを使うのがおすすめです。ほくほくの食感に仕上げたいなら男爵を使い煮崩れしないように短時間で仕上げてください。
肉じゃがに使う肉の種類に決まりはないため、なじみのある肉で構いません。
肉じゃがの肉に何を使うかは地域によって違い、西日本は牛肉が、東日本は豚肉が多く使われています。関東地方ではいろんな地方出身の人が多いせいか、牛肉と豚肉の割合が半々です。
豚肉は比較的あっさり仕上がり、冷めても食べやすいのでお弁当におすすめです。牛肉派コクのある味に仕上がります。
部位は程よく脂身が入っているものがおすすめです。
じゃがいも、にんじん、玉ねぎは皮をむきます。さらにじゃがいもは芽の部分をくりぬきます。
くりぬく際には、ピーラーの横についているでっぱりの部分でえぐれば簡単です。
皮をむき終えたら、それぞれ食べやすい大きさに切ります。切り方に決まりはありませんが、
じゃがいも…3~4つに切る
にんじん…一口大の乱切りにする
玉ねぎ…上下を切り落とし、4つに切る
といった風に食べやすいサイズに切ります。
牛肉はあらかじめみりん、しょうゆ、さとうを小さじ1ずつ(分量外)もみこんで10分馴染ませます。しらたきは食べやすいよう3~4箇所包丁で切ってからゆでこぼし(※)ます。
※ゆでこぼす…水と一緒に火にかけ、沸騰してから2~3分後にざるに上げます。
いよいよ煮込みに入ります。圧力鍋だと簡単ですが、今回は普通のお鍋で煮る方法を解説します。
まず最初に、油を敷いた鍋で具材を炒めます。これは「煮崩れを防ぐ」「香ばしくする」という2つの理由からです。
具材は肉・玉ねぎ・にんじん・じゃがいもの順に、表面の色が変わるくらいまで炒めます。
炒め終えたら水2カップ(400ml)と、みりん・さとう・料理酒それぞれ大さじ4を加えて落し蓋(※)をして10分煮ます。
※落し蓋はアルミホイルでOK!くしゃくしゃにして真ん中に1cmくらいの穴をあけて、具材の上にかぶせます。
じゃがいもに火が通ったら醤油大さじ4を加えて火を止めます。煮物は冷める途中で味がしみこむので、常温になるまで一度放置します。
食べる前に温め直して、盛り付け直前にしょうゆ小さじ1を加えます。
肉じゃがを上手に作るためのコツは3つ。
・炒めてから煮る
・煮あがったら一度冷ます
・自分の好みの具材を選ぶ
和食の基本と言われる肉じゃがですが、一度作り方を覚えてしまえば簡単です。この機会にぜひ肉じゃがのレシピをマスターしてみてはいかがでしょう。